- トップ
- 医療・介護・福祉に関する資格
- 看護師
- 平成28年度 第105回 過去問(2016年度)
全部で82問 挑戦中
成人看護学
問題
Aさん(28歳、女性、会社員)は、夫と1歳の娘との3人で暮らしている。25歳のときに潰瘍性大腸炎と診断され、内服治療を続けてきた。Aさんは 27歳で出産後、職場に復帰していたが3か月前から排便回数が増え、便に血液が混入するようになった。1週前から下痢が1日8〜10 回あり、腹痛や発熱もみられ、外来受診したところ、潰瘍性大腸炎の再燃のため入院することになった。身長 158.2 cm、体重 40.2 kg。体温 38.3℃、脈拍 92/分、血圧 108/76 mmHg であった。血液検査データは、赤血球340万/μL、白血球 9,800/μL、Hb 7.8 g/dL、アルブミン 2.5 g/dL、CRP 5.5 mg/dL。
入院後、Aさんは点滴静脈内注射による持続輸液とプレドニゾロン 40mg/日の内服とが開始された。入院翌朝、Aさんが「たくさん汗をかいたのでさっぱりしたい」と話したため、看護師は清拭を行うと提案した。体温 38.0℃、呼吸数 18/分、脈拍 82/分、血圧 112/72 mmHg であった。下痢は
-
(1)