オリエンテーション

オリエンテーションに関する問題の一覧です。出題傾向を把握したり、出題頻度を確認して、効率的に勉強しよう!

オリエンテーションの出題頻度

60%

公開中の5テストにつき3回出題

出題頻度は高いです。2回に一回以上出題されています。必ず正解できるように何度も挑戦しましょう!

「オリエンテーション」に関する問題一覧

以下のリストは表示専用です。オリエンテーションに関する問題を解く場合は「問題を解く」ボタンを押してください。

  1. (1)Aさん(35歳、女性)は、昨年結婚し、夫(50歳)と2人暮らし。最近か月で5kgの体重減少、首の違和感と息苦しさ、心悸亢進、不眠のため内科を受診した。触診で甲状腺の腫脹、超音波検査で甲状腺内に数か所の石灰化が認められたため、<ruby>甲状腺腫瘍<rt>thyroid tumor</rt></ruby>の疑いで大学病院に紹介された。<br> 嗜好品:飲酒はビール700ml/日を週5日<br> 趣味:ジョギングとヨガ

    検査の結果、Aさんは<ruby>甲状腺乳頭癌<rt>papillary adenocarcinoma of the thyroid</rt></ruby>であり、甲状腺全摘出術を受けることになった。Aさんは、手術前オリエンテーションの際「手術後にどんな症状が起こりやすいのか教えてください」と話した。

    令和2年度 第109回 過去問(2020年度)

  2. (2)在胎39週4日で、正常分娩で出生した児。出生体重3,000g、身長48.0cm。出生直後、児に付着していた羊水をふき取り、インファントラジアントウォーマーの下で観察を行った。体温37.5℃、呼吸数56/分、心拍数150/分、呼吸音は異常なし。<br> 看護師は観察を終え、温めておいたベビー服を着衣させ、同様に温めておいた寝具を用いて準備をしたコットに児を寝かせた。コットは壁際や窓辺を避け、空調の排気口からの風が当たらない場所に配置した。

    生後1日。児の状態は、体温37.0℃、呼吸数48/分、心拍数120/分、呼吸音は異常なし。体重2,850g。出生後から現在までの状態は安定していた。母親も分娩時の疲労から回復し、産後の状態も安定しているため、母児同室を開始することとなった。この施設では、自律授乳を行っている。

    令和2年度 第109回 過去問(2020年度)

  3. (3)Aさん(81歳、女性)は夫(86歳)と2人で暮らしている。高血圧症(hypertension)で内服治療をしているが、血圧のコントロールはできている。両眼に老人性白内障(senile cataract)があり、老人性難聴(presbyacusis)のために補聴器を使用している。認知機能は問題なく、日常生活動作〈ADL〉はほぼ自立している。1年前から両眼の羞明、霧視が強くなり、視力が低下して趣味の編み物ができなくなってきた。また、家の中を移動するときに小さな段差につまずいたりドアにぶつかるなど、歩行時の転倒の危険性が増えた。Aさんは自宅での生活を安全に送りたい、趣味を続けたいという希望があり、10日間程度の入院で両眼の超音波水晶体乳化吸引術と眼内レンズ挿入術を行うことになった。

    入院当日、病棟の看護師がAさんに対してパンフレットを用いて手術前オリエンテーションを行うことになった。

    令和5年度 第112回 過去問(2023年度)