気管支喘息

気管支喘息に関する問題の一覧です。出題傾向を把握したり、出題頻度を確認して、効率的に勉強しよう!

気管支喘息の出題頻度

120%

公開中の5テストにつき6回出題

ほぼ必ず出題されます。必ず正解できるように、何度も過去問に挑戦しましょう!

「気管支喘息」に関する問題一覧

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  1. (1)A君(11歳)は両親と3人で暮らしている。5歳で気管支喘息(bronchial asthma)と診断され、現在は抗アレルギー薬とステロイドの吸入薬が処方されている。本日、学校から帰ってきた後から咳嗽がみられ元気がなかった。夕食はあまり食べずに就寝した。夜間になり「苦しくて眠れない」と訴え、母親と救急外来を受診した。口元での喘鳴が著明であり、問診すると途切れ途切れに話した。受診時のバイタルサインは、体温36.9℃、呼吸数32/分、心拍数120/分、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO₂〉92%(room air)であった。

    A君の気管支喘息の発作強度はどれか。

    令和5年度 第112回 過去問(2023年度)

  2. (2)Aちゃん(8歳、女児)は、両親と妹(3歳)の4人家族である。2歳時に<ruby>気管支喘息<rt>bronchial asthma</rt></ruby>と診断された。5歳までは喘息発作のため救急外来を受診することも多く、年に1回は入院していた。6歳から発作を起こすこともなくなり、定期受診はしなくなっていた。アレルゲンは、ダニとハウスダストである。

    <ruby>気管支喘息<rt>bronchial asthma</rt></ruby>による発作は軽快して点滴静脈内注射が中止された。咳嗽が軽度あるが全身状態は良好であるため、退院が決定した。Aちゃんに学校での生活状況を確認すると「最近、喘息発作はなかったけど、体育の時は咳が出たり苦しくなったりすることが時々あった」と話した。そのため、Aちゃんと母親に、退院後も抗アレルギー薬の内服と副腎皮質ステロイド薬の吸入を続けるように医師から説明された。

    令和元年度 第108回 過去問(2019年度)

  3. (3)Aちゃん(8歳、女児)は、両親と妹(3歳)の4人家族である。2歳時に<ruby>気管支喘息<rt>bronchial asthma</rt></ruby>と診断された。5歳までは喘息発作のため救急外来を受診することも多く、年に1回は入院していた。6歳から発作を起こすこともなくなり、定期受診はしなくなっていた。アレルゲンは、ダニとハウスダストである。

    救急外来で気管支拡張薬の吸入が行われたが、吸入後も呼吸数32/分、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO₂〉94%であったため入院することになった。入院後、鼻カニューレによる酸素投与と点滴静脈内注射が開始され、1日3回のステロイド薬の静脈内注射と1日4回の気管支拡張薬の吸入が開始された。翌日、酸素投与は中止された。バイタルサインは、体温36.8℃、呼吸数22/分、心拍数94/分、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO₂〉97%。聴診で喘鳴が聴取された。Aちゃんは「楽になった」と話し、笑顔が見られるようになった。

    令和元年度 第108回 過去問(2019年度)

  4. (4)Aちゃん(8歳、女児)は、両親と妹(3歳)の4人家族である。2歳時に<ruby>気管支喘息<rt>bronchial asthma</rt></ruby>と診断された。5歳までは喘息発作のため救急外来を受診することも多く、年に1回は入院していた。6歳から発作を起こすこともなくなり、定期受診はしなくなっていた。アレルゲンは、ダニとハウスダストである。

    Aちゃんは、学校から帰ってきた後から咳嗽がみられ、元気がなかった。夕食はあまり食べずに就寝した。夜間になり「苦しくて眠れない」と訴え、母親とともに救急外来を受診した。口元での喘鳴が著明であり、問診すると途切れ途切れに話した。救急外来受診時のバイタルサインは、体温36.9℃、呼吸数36/分、心拍数120/分、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO₂〉92%であった。

    令和元年度 第108回 過去問(2019年度)

  5. (5)成人の気管支喘息(bronchial asthma)に対する副腎皮質ステロイド薬の吸入で正しいのはどれか。

    令和5年度 第112回 過去問(2023年度)

  6. (6)Aさん(34歳、女性)は、<ruby>気管支喘息<rt>bronchial asthma</rt></ruby>で定期的に通院をしている。朝から喘息発作があり呼吸困難が生じたため、救急外来を受診した。<br>経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO₂〉95%、動脈血液ガス分析(room air)で動脈血酸素分圧〈PaO₂〉90Torr、動脈血二酸化炭素分圧〈PaCO₂〉55Torr、pH7.30、HCO₃⁻25mEq/Lであった。

    Aさんの状態で考えられるのはどれか。

    令和3年度 第110回 過去問(2021年度)