同一需給圏

同一需給圏に関する問題の一覧です。出題傾向を把握したり、出題頻度を確認して、効率的に勉強しよう!

同一需給圏の出題頻度

33%

公開中の6テストにつき2回出題

出題頻度は高いです。3回に一回以上出題されています。正解できると合格率がUP!何度も挑戦しましょう!

「同一需給圏」に関する問題一覧

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  1. (1)同一需給圏に関する次のイからホまでの記述のうち、誤っているものをすべて掲げた組合せはどれか。

    イ 住宅地の同一需給圏は、一般に都心への通勤可能な地域の範囲に一致する傾向がある。ただし、地縁的選好性により地域的範囲が狭められる傾向がある。さらに、地域の名声、品位等による選好性の強さにより地域的範囲が狭められる傾向がある。<br>ロ 高度商業地域の同一需給圏は、一般に広域的な商業背後地を基礎に成り立つ商業収益に関して代替性の及ぶ地域の範囲に一致する傾向があり、したがって、その範囲は高度商業地域の性格に応じて広域的に形成される傾向がある。ただし、地縁的選好性により地域的範囲が狭められる傾向がある。<br>ハ 対象不動産の種別及び類型並びに賃料の種類に応じた同一需給圏の範囲及び状況並びに市場動向、同一需給圏における典型的な市場参加者の行動等について、鑑定評価報告書に記載しなければならない。<br>ニ 同一需給圏における市場参加者の属性を把握する際、居住用不動産の場合は主たる需要者層及び供給者層の年齢、家族構成、所得水準並びに需要者の存する地域的な範囲に留意すべきである。<br>ホ 同一需給圏における市場の需給動向を把握する際、同一需給圏に存し、用途、規模、品等等が対象不動産と類似する不動産に係る需給の推移及び動向と、それが対象不動産の価格形成に与える影響の内容及びその程度について留意すべきである。

    2018年(平成30年) 過去問

  2. (2)同一需給圏に関する次のイからホまでの記述のうち、正しいものをすべて掲げた組合せはどれか。

    イ 普通商業地の同一需給圏は、一般に広域的な商業背後地を基礎に成り立つ商業収益に関して代替性の及ぶ地域の範囲に一致する傾向がある。ただし地縁的選好性により地域的範囲が狭められる傾向がある。<br>ロ 製品の消費地への距離、消費規模等の市場接近性を指向する消費地指向型工業地等の中小工場地の同一需給圏は、一般に製品の生産及び販売に関する費用の経済性に関して代替性を有する地域の範囲に一致する傾向があり、その地域的範囲は、全国的な規模となる傾向がある。<br>ハ 建物及びその敷地の同一需給圏は、一般に当該敷地の用途に応じた同一需給圏と一致する傾向があるが、当該建物及びその敷地一体としての用途、規模、品等等によっては代替関係にある不動産の存する範囲が異なるために当該敷地の用途に応じた同一需給圏の範囲と一致しない場合がある。<br>ニ 商業地から住宅地への移行地の同一需給圏は、一般に商業地の同一需給圏と同一のものとなる傾向があるが、熟成度の低い場合には、住宅地の同一需給圏と同一のものとなる傾向がある。<br>ホ 近隣地域の外や同一需給圏内の類似地域の外に存する不動産であっても、対象不動産と代替、競争等の関係が成立する場合があり、この代替、競争等の関係が成立する不動産の存する範囲を含めて同一需給圏となる。

    2020年(令和2年) 過去問