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【薬学実践】薬理

  • 日内変動

    40%

※数字(%)は出題頻度

75歳男性。7年前にパーキンソン病と診断され、レボドパ・ベンセラジド塩酸塩配合錠の投与によって日常生活は問題のないレベルを維持してきた。胃がんの手術のため外科病棟に入院したところ、この配合錠を正しく服用しているにもかかわらず、症状の日内変動(wearing−off現象)が認められるようになった。

前問で提案すべき併用薬物の作用機序として正しいのはどれか。2つ選べ。

前問

75歳男性。7年前にパーキンソン病と診断され、レボドパ・ベンセラジド塩酸塩配合錠の投与によって日常生活は問題のないレベルを維持してきた。胃がんの手術のため外科病棟に入院したところ、この配合錠を正しく服用しているにもかかわらず、症状の日内変動(wearing−off現象)が認められるようになった。
外科の主治医から病棟担当薬剤師に、wearing−offの治療に関する相談があり、一剤追加することになった。提案すべき併用薬物として適切なのはどれか。2つ選べ。
  • 1,トリヘキシフェニジル塩酸塩
  • 2,イストラデフィリン
  • 3,ドロキシドパ
  • 4,ビペリデン塩酸塩
  • 5,エンタカポン

✕ 前問をとじる

  • (1)

    • 線条体において、アデノシンA2A受容体を遮断する。

    • 線条体において、ドパミンD2受容体を遮断する。

    • 芳香族L−アミノ酸脱炭酸酵素によりノルアドレナリンに変換され、脳内のノルアドレナリンを補充する。

    • 主に末梢において、カテコール−O−メチルトランスフェラーゼ(COMT)を阻害し、レボドパの代謝を抑制する。

    • 線条体において、ムスカリン性アセチルコリン受容体を遮断する。

出題頻度について
  • ・出題頻度は出題数÷公開中のテスト数となっています。
  • ・出題頻度が50%なら、テストで2回に1回は出題されることになります。
  • ・出題頻度が100を超える場合は、テストで1回以上必ず出題されることになります。