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【薬学実践】病態

  • 頭痛

    60%

※数字(%)は出題頻度

23歳女性。20歳前後から強い頭痛と随伴症状のため大学を休みがちになったことから近医を受診しており、処方1及び処方2の薬剤が処方されていた。

(処方1)
スマトリプタン錠50mg
 1回1錠
 発作時 10回分 (10錠)

(処方2)
メトクロプラミド錠5mg
 1回1錠
 吐き気が強いとき 10回分 (10錠) 薬局を訪れた患者は次のように薬剤師に話した。
「社会人になってからは仕事が忙しく、生活が不規則です。最近、頭痛の回数が多くなって、薬が足りなくなることがよくあります。仕事の都合上、発作が起こると困るときには、予防のため発作時の薬

(処方1)
を服用しています。今回、新しい薬(処方3)が追加されました。」

(処方3)
バルプロ酸Na徐放錠200mg
 1回1錠(1日2錠)
 1日2回 朝夕食後 28日分

本症例に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
  • (1)

    • 随伴症状には悪心・嘔吐、光・音過敏がある。

    • 発作時に痛みを和らげるには、入浴や軽い運動などが有効である。

    • 処方1の薬剤を頻回使用すると、乱用頭痛を起こすおそれがある。

    • 処方3の薬剤の代わりにエルゴタミンを用いることができる。

    • 処方3は急性期の発作を抑えるために追加された。

出題頻度について
  • ・出題頻度は出題数÷公開中のテスト数となっています。
  • ・出題頻度が50%なら、テストで2回に1回は出題されることになります。
  • ・出題頻度が100を超える場合は、テストで1回以上必ず出題されることになります。