リチウム

リチウムに関する問題の一覧です。出題傾向を把握したり、出題頻度を確認して、効率的に勉強しよう!

リチウムの出題頻度

40%

公開中の5テストにつき2回出題

出題頻度は高いです。3回に一回以上出題されています。正解できると合格率がUP!何度も挑戦しましょう!

「リチウム」に関する問題一覧

以下のリストは表示専用です。リチウムに関する問題を解く場合は「問題を解く」ボタンを押してください。

  1. (1)70歳男性。切除不能な胃がんの治療のため、S−1(テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤)/シスプラチン療法を施行している。数日前から右下肢に痙れん様のふるえが認められている。精密検査の結果、左脳にがん転移が認められ、緊急入院となった。痙れん発作の予防としてフェニトインの服用を開始した。<br><br>(処方)<br>フェニトイン錠100mg<br> 1回1錠(1日3錠)<br> 1日3回 朝昼夕食後 7日分<br>

    薬剤師が本患者のがん治療においてモニタリングをすべき項目として、最も<u>優先度が低い</u>のはどれか。1つ選べ。

    平成31年度 第104回 過去問(2019年度)

  2. (2)36歳男性。10年前に双極性障害の診断を受け、処方1による治療を行っている。<br><br>(処方1)<br>炭酸リチウム錠200mg<br> 1回3錠(1日3錠)<br> 1日1回 就寝前 28日分<br><br> 患者は、10日前に腰痛により自宅近くの整形外科を受診し、処方2の薬剤の服用を開始した。<br><br>(処方2)<br>ロキソプロフェンNa錠60mg<br> 1回1錠(1日3錠)<br> 1日3回 朝昼夕食後 14日分<br><br> 2日前より下痢や嘔吐が出現し、今朝、ふらつきと発語困難を生じたため、緊急搬送された。リチウムの血清中濃度は、2.2mEq/L(<u>血中濃度</u>1.8mEq/Lに相当)と測定された。薬剤師が残薬を確認したところ、指示どおりの服薬状況であった。

    緊急搬送時でのこの患者におけるリチウムの全身クリアランス(L/hr)に最も近い値はどれか。1つ選べ。ただし、計算には<u>血中濃度</u>を用い、測定したリチウム濃度は定常状態における平均濃度であるものとする。また、リチウムのバイオアベイラビリティは100%とし、炭酸リチウム(Li<sub>2</sub>CO₃)の分子量は73.9である。

    平成31年度 第104回 過去問(2019年度)